キッチン設備の最新トレンド(2015年版)〜水栓金具・収納編〜

水栓金具

独自のデザインと機能を備えた水栓金具が数多く登場している。

「他と違う」が心をくすぐる

キッチンや洗面台に、実用性一辺倒でなく個性的な水栓が増えている。
ヨーロッパのデザイン重視の輸入品から、日本のデザイナーによる商品も続々登場。
他と違ったものを求めるユーザーへの訴求効果がある。

「スタイリッシュ」が求められている

水栓は、混合水栓、浄水機能、節水機能、タッチレス水栓と進化を重ねている。
各種機能に加え、近年ではデザイン面での差別化が進んでいる。

料理をするキッチンの水栓には、シンクの隅々まで洗える機能や、汚れた手でも使いやすい工夫が求められている。
一気に水をかけたい鍋やシンクには、引き出せるシャワーが使いやすい。

必要なときだけ伸ばせて自在に曲がるシャワーなら、省スペースだ。
カラフルなホースタイプは、ファッション性も高い。

大型の操作レバーのある水栓では、腕や肘でも簡単に操作できる。水栓に触れずに手を洗えて、
肉や魚など生ものを扱うキッチンでは特に便利といえる。
一切の余分なものを省いたシンプルなデザインだ。

個性的な形状と素材が多数登場

スパウト部(吐水部)が動かないのに、吐水角度を調整できる水栓もある。
指先で直接、吐水部分を操作する。

その他、計算された形状でデザイン性を高めたものや、珍しい素材を使って他との差別化を図る水栓もある。
陶器の水栓では、クロームの光沢感をアクセントに、和風でありながら従来にない新しい表情を見せている。

バス水栓にも高付加価値傾向強く

バスルームのシャワー水栓も、さらに付加価値が求められるようになってきた。
とくに夏場はシャワーだけで済ませる人も多く、シャワー水栓の存在感が増している。

セカンドバスルームとしてシャワーブースを設置するケースも増えている。
こうしたシャワー文化の普及から、ホテルなどで定番のオーバーヘッドシャワーが一般住宅にも採用されるようになってきている。

水栓は単に水を出す器具というだけでなく、水回りの存在感あるアクセサリーとなる。
毎日使うものだからこそ、機能性と飽きない美しさのバランスを熟慮したい。

便利な自動水栓

タッチレスで自動的に節水してくれる商品も出てきている。

水のムダづかいや光熱費の削減にも効果的

ただ水を出すだけの水栓から、より機能的に進化しているキッチン用水栓。
センサーの働きを活用して省エネ効果を高めるなど、メーカー各社が独自の工夫で新機能を付加した製品が誕生している。

水の出し止めの負担を軽くしたタッチ・タッチレス式水栓

食品を洗ったり、調理したり、さらに食後の後片付けなど、キッチンでの作業はさまざま。
できるだけ手早く効率的に動きたいときに、水の出し止めはサッと手軽にしたいものだ。

そんなときに便利なのが、タッチ式やタッチレス式のキッチン水栓だ。
「タッチスイッチタイプ」は、水栓の先端の部分を軽くひと押しするだけで、水の出し止めができるタイプ。
手の甲などで軽くタッチするだけでよいので、調理の合間の作業などで手指が汚れていても、水栓レバーを汚さずにすむ。

「タッチレスタイプ」は水栓に一切触れずに、センサーで水やお湯の出し止めができる。
さっと手をかざすだけで水栓に触れずにすみ、衛生的だ。
水栓の前から手をかざすと水が出て、上からかざすとお湯が出て、水とお湯を自由に使い分けられるタイプもある。
また、センサーが働いて水の出しっぱなしを防ぐタイプなら、さらに節水効果がアップする。

お湯と水の使い分けで光熱費の節減に効果

シングルレバータイプでも、エコ機能を付加した製品が開発されている。
水とお湯をしっかりと使い分けることで、お湯のムダ使いを防ぎ、光熱費の節約に効果的なのが
エコタイプのキッチン用水栓だ。

従来のシングルレバー混合栓では、レバーの中央部では水とお湯が混ざって出るため、水を使いたいときも給湯器が作
動してしまうことがあった。
そこでこの水栓は、水とお湯の境にカチッというクリック感を設けた。
水とお湯をきちんと使い分け、給湯器のムダな作動を防ぐことで、光熱費の節減に大きな効果をもたらしてくれる。

キャビネットの収納

収納を考える上で重要になるのが空間の使い方だ。
手の届きにくい収納の”奥”まで有効活用することがポイント。

スペースを有効活用し、さらに使いやすく

キッチンの使いやすさを左右するともいえる収納。
従来の主流であった観音開きの収納から、最近は引き出しキャビネットや引き出し内および周辺収納に注目が集まっている。
各社から、収納力と作業動線にこだわったキッチン収納が数多く登場しているのだ。

ストレスなく奥のものまで取り出す

従来の観音開き収納の難点は、「奥の物が取り出しにくい」、
「かがむ姿勢をとらないと出し入れができないこと」、
この2点ではないだろうか。
このストレスをなくしたのが、引き出し収納と個性的な収納だといえる。

スムーズな開閉でデッドスペースをなくした引き出し収納

引き出し収納は、その名の通り引き出しタイプのスライド収納。
奥にしまった物もよく見えるため、デッドスペースを作らない。
出し入れの際にかがむ必要がなく、作業効率も上がる。

足元収納、シンク下、コンロ下、L字キッチンではコーナーキャビネットと、
入れるものに合わせた深さの引き出しを組み合わせることで、収納力が格段にアップ。

観音開きタイプに比べ、収納力が1.5倍になるとも言われている。
キャビネットには、食器洗い洗浄機やダストボックスを収納することもでき、
キッチン全体のスペースを有効に活用できる。

大容量の収納力に応じた、スムーズな開閉や安全性も確保されている。
小さな力で開閉ができるほか、ゆっくり・静かに閉まる機能がある。

それは、使用されている金具によるもので、プルモーション、ショックアブソーバー、
ソフトクロージング機能などと呼ばれている。
これらが標準機能に含まれているのか、オプションとなるのか、選ぶ際には金具の性能にも注目するとよい。

作業効率を追求したアイデア収納

アイレベル収納とは、立った状態で視線の高さあたりに位置する
収納スペースのこと。最も見やすいスペースであることから、
キッチンでの作業効率を高めるという。

吊戸棚の他に、吊戸棚の下に設置する収納もある。
引き出し収納の中でも、上部にデッドスペースは生まれがち。
その欠点を埋めるのが、浮き上がるポケットや薄い形の引き出し内収納だ。
重ね置きが減らせ、よく使うものを見つけやすくなる。
 
 

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