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キッチン選びで後悔しない!

キッチンをオーダーするコツ

オリジナルキッチンがつくれるどうかを確認

オーダーキッチンを考えるうえで、最初に確認しておきたいのが、オリジナルキッチンがつくれるかどうかという点です。ハウスメーカーで家を建てる場合、オーダーキッチンは別料金が必要だったり、家の保証の対象外になったりする場合があります。まずはその点を確認したうえで、依頼先を探しましょう。依頼先として一般的なのは、設計事務所やキッチンメーカー。設計事務所にも得意不得意分野があるので、その点は注意が必要です。

オーダーキッチンの依頼先には、設計事務所やキッチンメーカーなどがあります。選ぶ基準としては、より多くの事例を手がけているところが経験も豊富なのでおすすめです。

デザインやテイストなどの好みを把握しておく

依頼先を決めると同時に整理しておきたいのが、自分の好みやテイストで
す。
「こんな雰囲気」とか「こんな色を使いたい」といった、なんとなくのイメージでもよいので、雑誌や本、インターネットなどでさまざまな情報を集めて、方向性を明確にしておきましょう。打ち合わせのときに、切り抜きやスナップ写真、簡単なイラストなどを持参するのもおすすめです。

また、情報収集をしているうちに、実際に依頼をしたくなる事務所やメーカーが見つかる場合もあります。

不満点を挙げることでアイデアが生まれる

自分が本当に欲しい機能や設備を揃えることができるのもオーダーキッチンの魅力。デザインよりも実用性にこだわる人は、こうした面から希望を整理していくのもよいかもしれません。
まずは、今のキッチンで不満に感じていることなどを細かく書き出してみ
ましょう。

その不満点を解消させるために何が必要かを考えていくうちに、新しいアイデアが生まれてくることもあります。いらないものを省いて「あったらいいな」を実現できるのがオーダーキッチンの醍醐味ですから、ささいなことでもまずは設計者に相談してみるとよいでしょう。

不満点のチェックリスト

☑︎暗い
☑︎寒い
☑︎狭い
☑︎動きづらい
☑︎収納がたりない
☑︎収納が不便な位置にある
☑︎収納からものが出し入れしにくい
☑︎ムダなスペースがある
☑︎調理スペースが狭い
☑︎シンクの高さが合わない(肩がこる/腰が痛い)
☑︎ゴミが臭う
☑︎料理中にニオイや煙が充満しやすい
 壁や床などが汚れやすい
☑︎そうじしにくい(コンロ、シンク、換気扇など)
☑︎水量が調節しにくい
☑︎キッチンから家族の様子がわからな
☑︎子どもに危険な場所がある
(包丁の収納場所、オーブンの位置など)

こだわりたい部分は優先順位を決めて

自由につくれるオーダーキッチンは、お金をかけようと思えばいくらでもかけることができます。しかし実際の予算には限りがあるもの。またキッチンだけにお金をかけてしまうと、家全体のバランスが悪くなる場合があります。

そこで、まずは自分のこだわりに優先順位をつけることが大切です。自分は何にこだわりたいのか、そして何になら妥協してもよいのかを明確にし、お金をかける部分と抑える部分を決めておくのです。それをふまえたうえで計画していけば、むやみに予算がオーバーすることはありませんし、全体をローコストで仕上げることもできます。

長く愛用できるキッチンをつくるには、要望を具体的に伝え、設計者と積極的なコミュニケーションをとることが重要。

素材の特徴を理解して適材適所に取り入れる

オーダーキッチンを希望する人のなかには、素材にこだわりたいという人も数多くいることでしょう。しかし、雰囲気だけで素材を選んでしまうと、実際に使ってみてから「そうじがしにくい」「傷みやすい」などの問題に頭を悩ませることになりかねません。それぞれの長所と短所を知ったうえで、どこにどんな素材を取り入れれば理想のキッチンに近づけるのか、設計者と
相談していきましょう。

家全体のバランスと手入れのしやすさで選ぶ

キッチンの素材は、やはり汚れにくく、手入れのしやすいものがべター。
例えば、ワークトップをタイルにすると見た目はおしゃれですが、目地が汚れやすいのが難点。また、床材を白木にしたら油汚れを拭き取るのにひと苦 労、という経験談も耳にします。

とはいえ、機能的なだけのキッチンも面白みがないもの。オープンキッチンなら、リビングやダイニングのインテリアとの調和も大切です。実用性とデザイン性の両方のバランスをほどよくとるためにも、手入れがしやすく、自分の好みに合った素材を探すことが成功のカギとなるでしょう。

設備機器の王道配置

手際のよい人がつくった料理はたいていおいしい。その逆もまた真なり。
今夜のディナーの出来栄えは、レシピ選びもさることながら、調理する人の手際のよさにも左右されます。冷たく冷やして食べたいものは先にこしらえて冷蔵庫に、熱々で出したいものは出来たてをそのまま食卓に。狭いスペースで材料や調味料が目まぐるしく行きかうキッチンは、空間のデザインはもとより、できるだけ機能的であることが求められます。
もし、わが家のキッチンであなたが必要以上に目を回しているとしたら…。もしかしてその原因は、キッチンの設計にあるのかもしれません。料理上手なあなたの段取りを、キッチンがしっかりサポートできていないのです。

キッチンに必要な4つの機器

キッチンに納める機器はいくつもありますが、その代表格といえば、冷蔵庫、コン口、シンクの3つでしよう。そこにまな板を置くスペースを加えたものを、キッチン機器四天王と呼びます。

ご機嫌な並べ方

では、四天王の並べ方を考えてみましょう。通常、冷蔵庫は端に置きますから、ここでは仮に左端に置いておきます。そこから右一列の直線配列を考えると、6通りの並べ方が出てきます。

料理の基本手順

キッチン機器は料理の手順に従って配列するとよいのです。
キッチンの設備は、料理のためにあるのですから!
①冷蔵庫から食材を取り出す
②シンクで洗う
③切る、刻む
④鍋にぶち込む

この1・2・3・4のリズムを守れば、どんなかたちのキッチンでも使いやすくできるのです。
シンクとコン口がパラレルでも、アイランド型でも同じこと。

料理の手順を意識して設計しないと使いづらくなります

新時代的キッチン

キッチンとダイニングの関係は、時代、様式、規模などによりさまざまに変化します。変化はしますが、互いに切っても切れない縁であることは周知の事実。
とはいえ、かつてはダイニングと一線を画して裏方に徹していたキッチンも、ここにきて、意気投合しているオープン型、仲が良すぎて一緒になったアイランド型など、新しい関係性を見せ始めています。
両者の関係は、キッチンを料理のための専用スペースととらえるか、食事にかかわる家族全員の共有スペースととらえるかで変わってきます。それを具体化するのがキッチンとダイニングの配置計画。現在の、そして未来の家族の在り方をも左右する大切な設計テーマの1つです。特に冷蔵庫の位置はとても大切。みんなが大好きな冷蔵庫をどこに置いてやるか、まずはそこから考えていきましょう。

冷蔵庫を奥に置く理由

キッチンとダイニングがはっきり分離されているレイアウトを例に、冷蔵庫とコン口の位置について考えてみましょう。例えば、キッチンの入口から見て、左奥に冷蔵庫、右手前にコン口が置かれています。

冷蔵庫は手前がよい

ところが、いま私は冷蔵庫を手前に、コン口を奥に置くレイアウトに変更しています。なぜなら、今日キッチンには家族の誰もが勝手気ままに入って来るからです.
といっても、みんなのお目当ては冷蔵庫の中身だけ。
そうなると、コン口は奥に置いたほうが安全ですね。冷蔵庫はキッチンとダイニングをつなぐ大切な中継点になるのです。

魅惑のダブルアクセス

家族が積極的に料理に参加するのなら、左右両側からキッチンに入れるダブルアクセスが有効になります。配膳台の大きさや収納スペースの量は減りますが、それを差し引いても、キッチンとダイニングが連続するプランは十分魅力的です。
これをさらに「オープンキッチン」に変化させると、下図のようになります。このとき、ダイニングに面するキッチンカウンターには、コンロとシンクどちらを置くのがよいでしょうか。

シンクまでが現実的

私がオープンキッチンにする場合は、キッチンカウンターにはせいぜいシンクを入れるだけにとどめます。コンロの四方がオープンになっているのは、やはり「排気」という観点からは心配があるのです。
どんな場合でも、コンロの背面には壁があるようなレイアウトを心がけています。

コンロは油はねを覚悟

キッチンカウンターにコン口を置いて、その上にレンジフード(換気扇)を,引き下げるのは、いかにも対面式オープンキッチンらしい流行りの佇まい。
けれど、揚げ物をするときなどは、周囲に油がはねるのを覚悟しなければなりません。少なくとも、コンロ前には300mmの立上りをつけましょう。

ダブルアクセスの方法

キッチンへのダブルアクセスといっても、その方法はさまざまです。

キッチンとテーブルを並列に並べるパターン
テーブルがキッチンに対して直角になるパターン
キッチンとテーブルが隣り合わせになるパターン
アイランド型
などなど…

キッチンとダイニングの関係は、見た目の格好よさよりも人の動きを優先して考えなければなりません

キッチンとダイニングの相性

「男子厨房に入らず」ー今日ではひと昔前の格言となりました。いまやキッチンは誰もが自由に出入りする場所となり、住宅内での位置づけも地味な楽屋裏から明るい表舞台へと変わりつつあります。なかでも、壁から独立した「アイランドキッチン」は最近の流行で、さながら舞台の主役に抜擢された新人スターのようです。
ところが、よくよく考えてみると、アイランドと名乗る人気役者はどこにも存在しません。 アイランド、オープン、対面、…呼び名はいろいろあれど、これらはキッチン自体の名称ではなく、状態を表す言葉です。言ってみれば舞台上の「役名」のこと。演じる役によって呼び名が変わるだけで、設計の基本はみな同じです。ただし、アイランドとダイニングテーブルを同時に演じさせるときはご注意ください。この二つ、思いのほか相性が悪いのです。
かつてキッチンといえば、壁際に沿って設けられた「ガスレンジ、シンク、冷蔵庫、以上!」という、いたってシンプルなかたちが主流でしたが、近頃はダイニングのほうに出てきてその存在をアピールしています。ただ、相変わらず地味な脇役に徹するか、華やかな主役を演じるかは、ダイニングとの関係によって大きく変わります。

カウンターハッチだけ(脇役)

楽屋裏のゴチャゴチャを見せたくないのであれば、キッチンとダイニングの境に力ウンターハッチを設けて、料理の受け渡しに使う程度とします。

セミオープン(準主役)

調理は隠れてするものではない。オープンにすれば家族との会話はもっと弾むはずだ!という人には、こんなかたちがよいでしょう。それでも、吊り戸棚やちょっとした立上りを設けることで、ダイニングとはなんとなく仕切っておきます

フルオープン(主役)

調理と飲食を別々のものとは考えず、本質的には同じ行為だととらえて一体化すると、こうなります。ただし、キッチンのすべてをさらけ出す覚悟が必要です(洗い物がたまったりすると悲惨なことに)

キッチンとダイニングの関係は「断面」で切ってみると、その親密度がよく分かります

キッチンとダイニングの越えられない一線

ところで、キッチンとダイニングの間にはどれだけ互いを尊重し、深く愛し合っても、生まれながらにどうしても越えられない「差」が横たわっています。

高さの違い

調理台の高さは使用者の身長、姿勢、クセなどによっても違いがありますが、どんなに低くても「800mm」は必要です。一方、ダイニングテーブルの高さは椅子の高さにもよりますが、せいぜい「720mm」程度。たった80mmの差ですが、両者はこの差を妥協できません。
アイランドキッチンとダイニングテーブルを組み合わせる場合は、この差を解決してやる必要があります。とりあえず考えられるのは、2つの方法です。

①互いの差を認め合い、それぞれの最適な高さを共存させる
②ハイチェアを使ってダイニングをキッチンの高さに合わせる

③床のレベルを変える
 キッチンの床レベルを下げてしまえば、このジレンマは一挙に解決します。

段差のリスク

もちろん、床の段差は安直につければよいというわけではありません。バリアフリーの問題を指摘されるまでもなく、熱いものを扱ったり運んだりするキッチンは安全面について慎重に検討しておく必要があります。左図の場合も、段差をどこから設けるかについて、周囲の状況と併せて考えなければなりません。
アイランドキッチンにはたくさんの魅力と可能性がありますが、その分さまざまなリスクも抱き合わせて引き受けなければならないのです。

目の高さまで考えられれば一人前

なお、高さという観点からは、目の高さも重要な要素となります。ここまで配慮できる人はなかなかいませんが、いつかはものにしたいテーマの1つです。

キッチンをオープンにする場合は、断面のバランスを十分に検討しておきたいものです

設備機器選びのポイント

家づくりの中で楽しくもあり、悩ましくもある、設備選び。
近年間取りの中心的存在になりつつあるためか、キッチンのみにとどまらず、ダイニングやリビングとのコーディネートなども含め、全体的に色やデザイン面を重視している傾向が。結果、お手入れや操作性の優先順位が下がり、実際使用して不便を感じていることがありそうだ。

キッチンスタイル

LDKが狭いことを考慮し、I型の壁付けキッチンを採用した結果、コンパクトにまとまっていて使いやすい。
対面式アイランドにしたら食事する家族のペースを見ながら料理できる。できたてを「おいしい」と食べてくれて嬉しい。
キッチンはクローズドタイプに。急な来客でも外から見えないので、あせって片付けたりしなくて済みラクチン。
悩んだあげく、オープンタイプにした。すぐに目についてしまうぶん、常にキッチンをキレイ見せる習慣がついた。
アイランドなら、包丁を持って作業しても常に子どもが視界に入っているので安心。
家族で料理を楽しもうと購入したアイランドなのに、全体の収納スペースが少なすぎて物置き場と化してしまった。
うちのキッチンはクローズドタイプで動線が限られている。いろんな方向から回り込めるアイランドにすれば良かった。

ワークトップ

同じ模様の人造大理石で、ワークトップとシンクをそろえたところ、一体感が出てとてもスタイリッシュになった。
人造大理石のワークトップは見た目も美しく、お手入れもメラミンスポンジなどで簡単。さらに指紋や汚れが目立たない。
力ウンターを高めにしたところ目隠しとなり、ダイニングから見せたくないところは見えなくなった。
ガラストップは、凹凸がなく掃除がしやすい。さっと一拭きでキレイになるからラクチン。
人造大理石のワークトップは、粉がなじみやすい質感で、パンやパスタの生地を練るのに便利。広さも十分にあり、子どもたちもお遊び気分で楽しみながら手伝ってくれる。
キッチンカウンターにつけて同じ高さのダイニングテーブルを造作。配膳も片付けもラク。
ワークトップの高さが低かったみたいで、前かがみ姿勢になり腰に負担が。ショールームで確かめれば良かった。

シンク

人造大理石のシンクは少し手入れを怠ってしまうと黄ばんでしまう気がする。
一方で大理石は傷がつきにくいし、たとえついたとしても小さな傷や汚れなどは、少し研磨すれば綺麗に消せる。
音の静かなシンクにしたら、ジャブジャブと洗い物をしていても、リビングにいる家族の声が聞き取れ、会話もできるように。

収納・扉

吊り戸棚を外したら、とても視界が広くなり料理中も窮屈さを感じなくなった。
つや消し加工が気に入って扉材を変更したが、妙め物をした時にはねた油などが付着しやすい素材で、手入れが面倒。
木目調の合板材をキッチン扉に採用したが、拭き取るだけで汚れが取れるので正解だった。

IHクッキングヒーター

炎がないので、暑い季節の炊事がラク。夏場は割り切って揚げ物や妙め物などは買っていたが、今は家でつくっている。
フライパンの底が表面から離れると熱が弱くなるため、卵焼きや野菜妙めに苦戦気味。慣れないと難しい。
調理で使用していないときは、お皿を並べて料理の盛り付けができたり、ワークトップの延長として活用できる。
IHだと、子どもが手伝ってくれる時も炎でやけどをする心配が少なくていい。

ガスコンロ

中華にはやっぱりガスコンロの強い火力と、直火であおられる食材。
吹きこぽれなどのこびりつきの掃除をするのが面倒。ケチらずにさっと拭き取れるガラストップにしておけば良かった。
お手入れにかかる手間を考えたらIHがいいけれど、五徳の形がシンプルなら簡単にはずせて負担も少ない。

食器洗い乾燥機

セットするだけで洗ってくれるから便利だけど、サイズが小さいと効率的に入れるのが難しい。
2人暮らしだからと小さなタイプを設置したが、鍋やフライパンが入れられずあまり活躍していない。
思った以上に音も静かなので、夜中に運転している。リーズナブルな深夜電力が活用できるのでお財布にも優しい。
すべて食洗機で洗っているので、シンク周辺から食器洗いかごを撤去。広くなった分調理作業もやりやすくなった。
運転中は高温になるため、食器はもちろん哺乳瓶なども殺菌できるのがイイ。

昇降式吊り戸棚

戸棚を引き下ろす際に、意外と抵抗が強く力が必要だと感じた。
妻の背が低いのでとても助かっている。
今までは、減多に使わない鍋や食器などを食器棚にしまい倉庫と化していた。設置してからは日常で使うお皿なども入れて活用。
棚ごと手元まで下ろせるので、調味料やコーヒー豆、小さな保存容器など細々したものを収納できて重宝している。

水栓金具

シャワータイプだと広範囲に水がかけられて、短い時間で野菜の土などをきれいに落とせる。節水にもなっていると思う。
固定式のものよりハンドシャワータイプの方がシンクの掃除がもっと楽だったと思う。
ホットプレートや魚焼きグリルなど、大きなものや、油汚れがひどいものを洗うときにシャワー水栓は大活躍。
シャワーなら、シンクの掃除の際にコーナーについた泡など、さっと流せるのがイイ。
タッチレス水栓にしたら、食器や調理器具などで両手がふさがっていても水が流せて重宝している。

レンジフード

掃除が簡単なレンジフードを採用。フィルターは食器洗い乾燥機で洗えるタイプ。
手入れしやすいレンジフードを採用しました。天面をさっとぞうきんで拭き、油がたまるポケットを洗うだけで、掃除はほぼ終了。強力な洗剤で手が荒れることもなくなりました。

その他

スパイスなど細々とした調味料を整理して収納しておくのにドアポケットは大活躍。包丁などをさしておくポケットは口ックできるので孫が遊びにきても安心。
収納ポケットは片付けに役立つのだが、プッシュ式で寄りかかったときに開いてしまうことも。
ビルトイン浄水器にしたところ、以前の据え置きタイプより場所を取らず、ワークトップがスッキリ。
ビルトイン浄水器の力ートリッジ交換のとき、ちょっと値段が高いなあと思ってしまう。
生ゴミ処理機を導入したところ、ゴミの量もゴミ出しの回数も減った。

朝昼晩と活用するキッチン。色やデザインに満足している声が多い半面、もう少し機能的なところに気を配れば良かったという反省も少なくない。機能面にも配慮して、日々のストレスを感じないような設備を選びたい。

キッチンのスタイルを徹底比較!

代表的なキッチンの4スタイルを徹底比較!
アイランド型、ペニンシュラ型、独立・半独立型、壁付け型のメリット・デメリットを挙げていく。どの型にもメリットデメリットはあり、結局は家族の生活にあったプランをとることがベストソリューションとなる。

アイランド型

シンクがリビング・ダイニングに向かう対面式で、外周が4辺とも壁についていない島(アイランド)型は、四方がオープンなのが特徴。そのぶん、収納場所が限られてしまったり、オープンスペースの使い方に困ってしまったりといった悩みも聞かれる。

キッチンを囲めるので料理に参加しやすい

独立型では料理中に孤独感があることも。しかし対面式アイランド型ではダイニングにいる家族との一体感がある。家族が料理を手伝ってくれたり、キッチンのまわりを走り回る子どもの相手をしながら料理できるのもうれしさのひとつ。
また出入口に制限がないので、複数人でキッチンに出入りしやすい。買ってきた食料品やゴミの出し入れには勝手口側を利用、もう片方はダイニングに行きやすいので配膳や下膳にといったように、動線を使い分けられるのもよい。
小さな子どもたちがイタズラしそうなときやケン力を始めたときなどに、すばやく止めに行けるのも便利という声も聞かれる。

反面、収納の少なさやスペースの使い方が難しいと嘆かれることもある。
さらに開放感をアップしようと吊戸棚を設けなかったら収納が少なくなくなってしまい、お玉やフライ返しなどの調理器具を引っ掛ける場所がなくなってしまって少し不便だったというケースや、通路を多く設けるためにキッチンサイズは小さくした一方、その通路があまり使われないデッドスペースになってしまったといったケースがある。
吊戸棚を設けない場合、収納が足りない可能性も。間取り検討時に、収納したいものをあらかじめ紙に書き出して、収納が足りなそうならパントリーや大きめの背面収納を設けてカバーしよう。

また、掃除のしやすさへの工夫もポイント。
フラットタイプのカウンターは段差がないのでひと拭きでキレイになることが多いが、コンロの前面に低いガラスパーテーションなどを取りつけて、ダイニング側への油ハネを防ぐ必要がでてくる。

ペニンシュラ型

ペニンシュラ型はシンクがリビング・ダイニングに向かう対面式で、1辺が壁についている半島のようなイメージのスタイル。

リビング・ダイニングにいる子どもの様子がよくわかる

台所に立つことが多い方でも子供や家族の様子を見守ることが可能。料理中でもダイニングにいる家族と会話でき、子どもが遊んでいるところやテレビを見ているところ、宿題やピアノの練習の様子などは、すべてがキッチンから見渡すことができて安心。子どもが小さいうちは、キッチンの入り口の部分にゲートをつけて子どもは入れないようにするのも良策。
アイランド型と異なり、ペニンシュラ型ならコン口の横に壁があるし、コンロ前面に高さのあるカウンターを設ければ、水や油がダイニングの床に飛び散るのを防げる。

一方で、キッチンの横幅が長過ぎると、キッチンの向かい側にあるダイニングテーブルに行くときに、ぐるっとまわりこむ必要があり、かなり遠く感じることもある。横幅は約2.5m程度にするかそれより長くする場合は、作業の多いシンクをキッチン入り口近くにすると移動がスムーズ。ダイニング側に調理中の手元を見せたくないなら、カウンターを10〜15cm程度立ち上げておこう。立ち上がりがあれば手元を隠せるうえ、水や油のダイニング側への飛び散りをかなり防げる。

独立・半独立型

キッチン空間が壁に囲まれている、または壁の一部分に小窓があり、ダイニングとつながっている独立・半独立型。
リビングやダイニングからシンクまわりが見えないので、ついつい洗う食器をためてしまう家庭には向いている。汚れや散らかりをあまり気にせず気軽に客を招きやすい。また来客中に、汚れた鋼や食器をためでおいても見えないので、そのまま一緒に食事や会話を楽しめるのもよい。

窓を設けて暗さや疎外感を打破

独立型・半独立型でよく聞かれる悩みは、昼間でも真っ暗で、ちょっと物を取り出すときでも照明をつける必要があるということ。しかし出窓を設ければ明るく、すぐに換気ができてニオイがリビングに流れていかない。キッチンはダイニング側を向いているので、窓を開けてしまえば「疎外感」はなくなる。調理中でも家族の様子がわかるし、簡単な会話ならできるので、料理中でも孤立感はない。ただ、完全に壁で囲まれていない分、思った以上に音がダイニングにひろがりやすいのは想定外で残念。

独立型のプランは、窓がないと暗くなる。窓がつくれない場合は、照明計画に注意するとともに、光を通すタイプのドアにしたり、間仕切り壁に小窓を設けて、自然光で明るさを確保したい。ダイニングとの間に小窓を設けるなら、キッチン内のどこが見えるか視線を確認しよう。また、音やニオイのひろがり方を設計者と一緒にイメージして、小窓の位置や大きさを決めよう

壁付け型

シンクの奥側の辺が壁に接していて、シンクに立ったときにリビングやダイニングには背を向ける壁付け型。
作業スペースの狭さやニオイ、調理中の騒音など問題点が多いように思われるが、対策をしっかりすれば使いやすい型になる。

ダイニングとの間に作業台を設置して調理効率と見栄えをアップ

壁付け型キッチンとダイニングテーブルとの間に、 作業スペースとしてステンレスの作業台を置く工夫をする。調理作業だけでなく、下ごしらえ中の食材や料理を盛り付けるお皿の一時置きなどにも使える。
壁付け型は来客に丸見えになるかも・・と迷うかもしれないが、テーブルとの間に作業台を置くことで視線はかなり遮れる。さらに、冷蔵庫を隣のパントリーに置いてダイニングから見えにくくすれば、”キッチン空間の見栄え”をアップさせることが可能。

キッチンのすぐ前にダイニングテーブルを置く場合、最低でも1〜2m程度距離をあけると調理中の音や熱が気になりにくい。壁に窓を設ければ、ニオイ対策や調理中の開放感が得られる。

壁付け型では調理や食器洗いの音で会話を聞き取りづらい、声も届きづらいという欠点がある。DK一体の空間でも、ダイニングに背を向けている調理時の会話は難しい。調理中も会話を楽しみたい場合、ダイニングを向いて作業ができるよう、キッチン背面に作業台を置く方法がオススメ。