カテゴリー別アーカイブ: 最新トレンド

新時代的キッチン

キッチンとダイニングの関係は、時代、様式、規模などによりさまざまに変化します。変化はしますが、互いに切っても切れない縁であることは周知の事実。
とはいえ、かつてはダイニングと一線を画して裏方に徹していたキッチンも、ここにきて、意気投合しているオープン型、仲が良すぎて一緒になったアイランド型など、新しい関係性を見せ始めています。
両者の関係は、キッチンを料理のための専用スペースととらえるか、食事にかかわる家族全員の共有スペースととらえるかで変わってきます。それを具体化するのがキッチンとダイニングの配置計画。現在の、そして未来の家族の在り方をも左右する大切な設計テーマの1つです。特に冷蔵庫の位置はとても大切。みんなが大好きな冷蔵庫をどこに置いてやるか、まずはそこから考えていきましょう。

冷蔵庫を奥に置く理由

キッチンとダイニングがはっきり分離されているレイアウトを例に、冷蔵庫とコン口の位置について考えてみましょう。例えば、キッチンの入口から見て、左奥に冷蔵庫、右手前にコン口が置かれています。

冷蔵庫は手前がよい

ところが、いま私は冷蔵庫を手前に、コン口を奥に置くレイアウトに変更しています。なぜなら、今日キッチンには家族の誰もが勝手気ままに入って来るからです.
といっても、みんなのお目当ては冷蔵庫の中身だけ。
そうなると、コン口は奥に置いたほうが安全ですね。冷蔵庫はキッチンとダイニングをつなぐ大切な中継点になるのです。

魅惑のダブルアクセス

家族が積極的に料理に参加するのなら、左右両側からキッチンに入れるダブルアクセスが有効になります。配膳台の大きさや収納スペースの量は減りますが、それを差し引いても、キッチンとダイニングが連続するプランは十分魅力的です。
これをさらに「オープンキッチン」に変化させると、下図のようになります。このとき、ダイニングに面するキッチンカウンターには、コンロとシンクどちらを置くのがよいでしょうか。

シンクまでが現実的

私がオープンキッチンにする場合は、キッチンカウンターにはせいぜいシンクを入れるだけにとどめます。コンロの四方がオープンになっているのは、やはり「排気」という観点からは心配があるのです。
どんな場合でも、コンロの背面には壁があるようなレイアウトを心がけています。

コンロは油はねを覚悟

キッチンカウンターにコン口を置いて、その上にレンジフード(換気扇)を,引き下げるのは、いかにも対面式オープンキッチンらしい流行りの佇まい。
けれど、揚げ物をするときなどは、周囲に油がはねるのを覚悟しなければなりません。少なくとも、コンロ前には300mmの立上りをつけましょう。

ダブルアクセスの方法

キッチンへのダブルアクセスといっても、その方法はさまざまです。

キッチンとテーブルを並列に並べるパターン
テーブルがキッチンに対して直角になるパターン
キッチンとテーブルが隣り合わせになるパターン
アイランド型
などなど…

キッチンとダイニングの関係は、見た目の格好よさよりも人の動きを優先して考えなければなりません

キッチン設備の最新トレンド(2015年版)〜水栓金具・収納編〜

水栓金具

独自のデザインと機能を備えた水栓金具が数多く登場している。

「他と違う」が心をくすぐる

キッチンや洗面台に、実用性一辺倒でなく個性的な水栓が増えている。
ヨーロッパのデザイン重視の輸入品から、日本のデザイナーによる商品も続々登場。
他と違ったものを求めるユーザーへの訴求効果がある。

「スタイリッシュ」が求められている

水栓は、混合水栓、浄水機能、節水機能、タッチレス水栓と進化を重ねている。
各種機能に加え、近年ではデザイン面での差別化が進んでいる。

料理をするキッチンの水栓には、シンクの隅々まで洗える機能や、汚れた手でも使いやすい工夫が求められている。
一気に水をかけたい鍋やシンクには、引き出せるシャワーが使いやすい。

必要なときだけ伸ばせて自在に曲がるシャワーなら、省スペースだ。
カラフルなホースタイプは、ファッション性も高い。

大型の操作レバーのある水栓では、腕や肘でも簡単に操作できる。水栓に触れずに手を洗えて、
肉や魚など生ものを扱うキッチンでは特に便利といえる。
一切の余分なものを省いたシンプルなデザインだ。

個性的な形状と素材が多数登場

スパウト部(吐水部)が動かないのに、吐水角度を調整できる水栓もある。
指先で直接、吐水部分を操作する。

その他、計算された形状でデザイン性を高めたものや、珍しい素材を使って他との差別化を図る水栓もある。
陶器の水栓では、クロームの光沢感をアクセントに、和風でありながら従来にない新しい表情を見せている。

バス水栓にも高付加価値傾向強く

バスルームのシャワー水栓も、さらに付加価値が求められるようになってきた。
とくに夏場はシャワーだけで済ませる人も多く、シャワー水栓の存在感が増している。

セカンドバスルームとしてシャワーブースを設置するケースも増えている。
こうしたシャワー文化の普及から、ホテルなどで定番のオーバーヘッドシャワーが一般住宅にも採用されるようになってきている。

水栓は単に水を出す器具というだけでなく、水回りの存在感あるアクセサリーとなる。
毎日使うものだからこそ、機能性と飽きない美しさのバランスを熟慮したい。

便利な自動水栓

タッチレスで自動的に節水してくれる商品も出てきている。

水のムダづかいや光熱費の削減にも効果的

ただ水を出すだけの水栓から、より機能的に進化しているキッチン用水栓。
センサーの働きを活用して省エネ効果を高めるなど、メーカー各社が独自の工夫で新機能を付加した製品が誕生している。

水の出し止めの負担を軽くしたタッチ・タッチレス式水栓

食品を洗ったり、調理したり、さらに食後の後片付けなど、キッチンでの作業はさまざま。
できるだけ手早く効率的に動きたいときに、水の出し止めはサッと手軽にしたいものだ。

そんなときに便利なのが、タッチ式やタッチレス式のキッチン水栓だ。
「タッチスイッチタイプ」は、水栓の先端の部分を軽くひと押しするだけで、水の出し止めができるタイプ。
手の甲などで軽くタッチするだけでよいので、調理の合間の作業などで手指が汚れていても、水栓レバーを汚さずにすむ。

「タッチレスタイプ」は水栓に一切触れずに、センサーで水やお湯の出し止めができる。
さっと手をかざすだけで水栓に触れずにすみ、衛生的だ。
水栓の前から手をかざすと水が出て、上からかざすとお湯が出て、水とお湯を自由に使い分けられるタイプもある。
また、センサーが働いて水の出しっぱなしを防ぐタイプなら、さらに節水効果がアップする。

お湯と水の使い分けで光熱費の節減に効果

シングルレバータイプでも、エコ機能を付加した製品が開発されている。
水とお湯をしっかりと使い分けることで、お湯のムダ使いを防ぎ、光熱費の節約に効果的なのが
エコタイプのキッチン用水栓だ。

従来のシングルレバー混合栓では、レバーの中央部では水とお湯が混ざって出るため、水を使いたいときも給湯器が作
動してしまうことがあった。
そこでこの水栓は、水とお湯の境にカチッというクリック感を設けた。
水とお湯をきちんと使い分け、給湯器のムダな作動を防ぐことで、光熱費の節減に大きな効果をもたらしてくれる。

キャビネットの収納

収納を考える上で重要になるのが空間の使い方だ。
手の届きにくい収納の”奥”まで有効活用することがポイント。

スペースを有効活用し、さらに使いやすく

キッチンの使いやすさを左右するともいえる収納。
従来の主流であった観音開きの収納から、最近は引き出しキャビネットや引き出し内および周辺収納に注目が集まっている。
各社から、収納力と作業動線にこだわったキッチン収納が数多く登場しているのだ。

ストレスなく奥のものまで取り出す

従来の観音開き収納の難点は、「奥の物が取り出しにくい」、
「かがむ姿勢をとらないと出し入れができないこと」、
この2点ではないだろうか。
このストレスをなくしたのが、引き出し収納と個性的な収納だといえる。

スムーズな開閉でデッドスペースをなくした引き出し収納

引き出し収納は、その名の通り引き出しタイプのスライド収納。
奥にしまった物もよく見えるため、デッドスペースを作らない。
出し入れの際にかがむ必要がなく、作業効率も上がる。

足元収納、シンク下、コンロ下、L字キッチンではコーナーキャビネットと、
入れるものに合わせた深さの引き出しを組み合わせることで、収納力が格段にアップ。

観音開きタイプに比べ、収納力が1.5倍になるとも言われている。
キャビネットには、食器洗い洗浄機やダストボックスを収納することもでき、
キッチン全体のスペースを有効に活用できる。

大容量の収納力に応じた、スムーズな開閉や安全性も確保されている。
小さな力で開閉ができるほか、ゆっくり・静かに閉まる機能がある。

それは、使用されている金具によるもので、プルモーション、ショックアブソーバー、
ソフトクロージング機能などと呼ばれている。
これらが標準機能に含まれているのか、オプションとなるのか、選ぶ際には金具の性能にも注目するとよい。

作業効率を追求したアイデア収納

アイレベル収納とは、立った状態で視線の高さあたりに位置する
収納スペースのこと。最も見やすいスペースであることから、
キッチンでの作業効率を高めるという。

吊戸棚の他に、吊戸棚の下に設置する収納もある。
引き出し収納の中でも、上部にデッドスペースは生まれがち。
その欠点を埋めるのが、浮き上がるポケットや薄い形の引き出し内収納だ。
重ね置きが減らせ、よく使うものを見つけやすくなる。
 
 

キッチン関連商品最新トレンド(2015年版)〜コンロ編〜

最新式で清掃性アップ

油汚れがつきにくく、掃除がしやすいレンジフードが続々登場

キッチンのお掃除の悩みとして特によくあげられるのが、ベタベタに油汚れがこびりついてしまうレンジフードだ。しかし最近は、こうした悩みを解消する、新型のレンジフードが登場している。
ファンの取り外しも簡単、掃除のしやすさがうれしい
毎日の調理で、徐々に汚れていくレンジフード。ふと気づくとべっとりと油がこびりつき、手間のかかる掃除が悩みの種となっていた。そこで各メーカーはレンジフードの清掃性に着目した製品の開発に力を注いでいる。
掃除のしやすさという観点から開発されたレンジフードでは、表面の凹凸を減らしたシンプルなフォルムにし、油のつきにくい表面処理を施したタイプがある。加えてファンをワンタッチの着脱式にして取り外しを簡単にした。さらにファンも表面に油のつきにくい撒水性加工を施して、掃除の簡易性を高めた製品がある。いずれも掃除がしやすく、油汚れが簡単に落ちる手軽さが魅力だ。

掃除の手間と面倒から解放してくれる製品

またレンジフードの汚れをつきにくくする製品として、油の大半をキャッチするディスクを装備したレンジフードも登場した。これは油を含む空気を吸い込む口でディスクがキャッチして汚れをガードする仕組み。レンジフード内部まで油が入り込まないため、フード内部もファンも油の付着がほとんどなくなり、掃除が不要になる。オイルガードとディスクの手入れも、3ヵ月に1度程度とお手軽だ。
給湯トレーにお湯を入れて本体にセットし、洗浄ボタンを押すと、ファンとフィルターの油汚れを自動で洗浄してくれる。洗浄後に排水トレー内の水を捨てれば掃除は完了となる。掃除にかかる時間は約10分、洗剤を使わないため、使う水も1回に1ℓ以下と大幅に削減できる。
レンジフード自体を取り払い、スライド着脱式の吸気口から強い吸引力で換気する、IH式調理器具専用のアイランドキッチンやカウンターキッチンに適した、換気扇に代わる換気システムもある。

IHクッキングヒーター

オールメタルで使い勝手が広がる

見た目の美しさや掃除のしやすさなどから人気のIHクッキングヒーター。しかし今ある鍋が使えなくなるのは困る、と思う人もいるだろう。実はオールメタル対応のIHクッキングヒーターがある。
IHクッキングヒーターは、内蔵された磁力発生コイルから鍋底に渦電流が流れ、電気抵抗が起きて鍋が発熱する仕組みになっている。
そのため、底が平らで磁力に反応する鍋でないとIHに使用することはできない。その点、オールメタル対応のヒーターは、IHとほぼ同じ仕組みだが、電気抵抗の少ない鍋には大きな電磁波を流し、発熱させる工夫が施されている。アルミ・銅・ステンレス多層鍋などの金属鍋が使えるのだ。1口だけオールメタル対応、2口とも対応するもの、など機種によって異なる。

最近では、グリル加熱にもIHを使う製品が登場している。これにより従来品より高い火力を実現しており、弱点であった火力不足を克服している。この高い火力によって、表面をパリっと、かつ素早く調理できるようになった。
またIHならではの火力調整技術で、ローストビーフのような低温で仕上げる必要のある料理にも対応している。

オールメタル対応のヒーターなら、使い慣れた金属鍋からIH対応の鍋やフライパンに買い替えをする必要がない。本体価格はIHヒーターに比べてまだ高く、同じ火力設定なら、アルミや銅鍋では加熱効率が約75%という点もあるが、使い勝手は広がると言える。ただオールメタルの加熱方式の仕組み上、アルミや銅鍋を使用すると、トッププレートが熱くなることには注意したい。

ガスコンログリル

オート機能で簡単プロの味

ガスコンロのグリルが進化している。単に魚を焼くだけではなく、コンロやオーブン、トースターの働きもできる優れた調理器具として、様々な料理を作ることが可能だ。
魚焼きグリルの最大の魅力は、強い火力。グリルの庫内は、300~400℃まで上がる上、熱源が近いのでスピーディーに火を通すことが可能。表面をパリッと香ばしく焼き上げたい料理にはもってこいの構造になっている。とくに業務用にも多く採用される「遠赤外線セラミックバーナー」搭載機種は、遠赤外線効果で食材の内部までムラなく加熱し、”中はふっくら、外はパリッ”と炭火のように仕上がる。
セラミックは腐食しにくく耐久性も高い。最近では、庫内が広いタイプのグリルもあり、大きな魚を焼いたり、ピザなど大きなものの調理にも便利だ。また焼き網の代わりに、プレートを使う機種も登場している。これまでのように専用の器具を使わなくても、ノンフライ調理や煮物ができるようになった。
オート調理機能のある機種では、メニューを選択すれば、火加減や加熱時間など、仕上げまでの調理を自動で行うことができる。メニューは、ローストビーフや焼きおにぎり、ゆで卵など。専用プレートを使用すれば、食パンと副菜を同時に調理でき、モーニングセットも可能だ。調理だけでなく、表面の水分を飛ばすため、揚げ物や餃子などは電子レンジよりカリッとおいしく温め直すことができる。
魚焼きは臭い移りが気になるところだが、心配いらない。加熱中の食材の表面から水分が外に出ようとするため、食材に臭いが付いてしまうことは少ない。また専用バーナーで煙や臭いを焼き切る機能や、空焼きして低減させる機能付きの機種も各社から出ている。グリルは庫内の掃除が面倒と思われがちだが、最近は掃除しやすく設計され、分解して網、受け皿を別々に洗える。汚れが落ちやすいようコーティングされている商品もある。

ガスコンロSiセンサー

火災・事故はセンサーで防ぐ

2008年10月よりガスコンロが法制化され、全口センサー搭載のSiセンサーコンロとすることが義務付けられた。家庭用コンロによる事故の抑制のため、過熱防止などの機能が搭載されている。

Siセンサーコンロは、すべてのバーナーにセンサーを搭載することで、安全性、機能性を高めたガスコンロだ。業界自主基準で搭載する内容は4つの機能。

調理油過熱防止装置(天ぷら油過熱防止装置)

天ぷら油を加熱し続けた際、250℃になると、煙が出始める。それ以上、加熱を続けると煙の量が増え続け、370℃に達すると火種がなくても発火してしまう。Siセンサーコンロは、センサーで鍋底の温度を検知・約250℃になると、自動的に消火し、天ぷら油からの発火を防いでくれる。

立ち消え安全装置

煮こぼれ、吹きこぼれ、強風などにより火が消えた際、自動的にガスを遮断。ガス漏れを防いでくれる。

コンロおよびグリル消し忘れ消火機能

コンロが原因の火災のうち、出火した原因として多いのが消し忘れで、6割に上る。Siセンサーコンロは、消し忘れても、点火後一定時間が経過すると自動的に消火するよう作られている。

早切れ防止機能

鍋底の温度が約250℃になっても消火せずに火力調節する機能も付いている。妙め物など高温で調理したい料理の際に便利。

焦げ付きの検知や揚げ物の温度調整も

その他、次の機能を搭載した商品もある。
「焦げ付き消火機能」は、煮物調理中に、焦げ付きを検知すると初期段階で自動消火する。
「油温度調節機能」は、設定温度まで加熱後、自動的に火力調節し、油の温度を適温に保つ。揚げ物の際などに便利だ。
「鍋なし検知機能」は、鍋が乗っていない状態では点火しない。火が付いたまま鍋を下ろすと自動で小火になり、一定時間経過後自動消火する。
「自動炊飯機能」は、火加減を自動調節してくれて、炊飯専用鍋とのセットでご飯が炊ける。
「湯沸し機能」はお湯が沸いたら自動的に消火し、ふきこぼれてしまうのを防いでくれる。

すべてのバーナーにSiセンサーを搭載することで、より安全かつ、便利になったガスコンロ。火災や事故を未然に防いで、とくに高齢者のいる家庭で安心して使えるキッチンにしたい。

キッチン関連商品の最新トレンド(2015年版)〜水回り編〜

システムキッチンの高い清掃性

ポイントは掃除のしやすさ

日々の生活で使うキッチンは清潔に保っておきたい!でも毎日端から端まで掃除するのは大変…キッチンを選ぶ際には、キレイに保つための掃除のしやすさが大きな指標となってくるでしょう。いかに掃除しやすくするか、メーカー各社は常にチャレンジしています。今回は最新2015年版キッチン関連商品の注目ポイントをご紹介します。

シンクとカウンターの継ぎ目をなくし、排水口までひとつなぎに

キッチンは、清潔さをキープしたいけれどナマモノを扱うだけにゴミが出ます。汚れと清掃の繰り返しで、実は最も雑菌が発生しやすい場所です。特にカウンターとシンク周りは、継ぎ目、排水口などの隙間や段差の掃除がしづらく、雑菌やカビが増殖して悪臭の元になりがちです。この難問を、最近のキッチンは
1. 継ぎ目をなくすこと
2. 一体成型すること
で解決しています。

ステンレス製はカウンターとシンクなどを別々に加工したあと溶接します。ワークトップ(天板)に継ぎ目がないのが特徴です。排水口もシンクと一体成型されています。最近では、シンクの隅にゴミが残るのを防ぐためシンク内に水路を設けた製品も登場しました。ステンレスは表面にできる不動態被膜のおかげで周辺環境と反応しにくく、サビだけでなくカビや臭いを防いでくれます。中には骨組みまでステンレスにして、清潔性を保ちやすくした製品もあります。

継ぎ目を樹脂で埋めて解決

また従来の人造大理石のカウンター+ステンレスシンクの組み合わせのキッチンは、接合部に継ぎ目ができ、汚れが詰まってしまって掃除しにくい面がありました。しかし現在では継ぎ目を樹脂で埋める設計が為され、隙間をなくしたキッチンが登場しています。こちらもシンクと排水口を一体成型とし、掃除のしやすさを助けてくれています。

カウンターからシンクまでの全体を人造大理石で作っている製品も登場しています。同じ部材で作られたカウンターとシンクを継ぎ目なくつなぐことで凹凸や段差をなくし、滑らかな形状に仕上げてある。排水口も一体成型のため、継ぎ目がありません。キッチン前面の立ち上がり部分までをカウンターと一体にしたスキマレスシンクも。シンクの底から立ち上がり部分に全く継ぎ目がないため、掃除が簡単で清潔さを保ちやすくなっています。

ステンレスキッチン

キッチン素材として長い歴史があるステンレス。最近はよりデザイン性の高いものが登場し、おしゃれな空間づくりに一役買っています。
高度成長期のころ、一般家庭に普及したステンレスキッチン。人造大理石のキッチンが登場した今も、「キッチンはステンレス製」という方は多いのではないでしょうか。ステンレスキッチンの長所は、まず衛生的であること。カビや臭いに強く、簡単なお手入れで清潔さが保つことが可能です。サビに強いのも特徴で、湿気の多い日本の台所に適していると言えます。耐久性だけでなく衝撃吸収性にも優れるステンレスは傷がつきやすいのが難点と言われてきましたが、現在は様々な工夫でクリアされています。

シンクやワークトップに耐久性に優れたステンレスを使うことで、傷つきにくく、美しい光沢を持続できるようになりました。特に最高品質のものは耐食性や耐熱性も高く、ひと拭きで油汚れもきれいに落ちます。
二つ目は加工。シンクにエンボス加工が施されているものは、表面の微細な凹凸によって食器とシンクの接触面積が少なくなるので、そもそも傷がつきにくくなっています。表面に髪の毛のような模様が入ったへアライン加工も、傷が目立ちにくい上、落ちついたマットな風合いがあるのが特徴です。ステンレスは衝撃吸収性にも優れており、デリケートなグラスや高級食器をシンクで洗うときも安心です。

こだわり派の男性にも人気

機能性が重視されてきたステンレスキッチンですが、最近はデザイン性の高いものが続々と登場しています。オールステンレスのテーブルのようなゲート型の商品は、無駄を削ぎ落としたシンプルフォルムが独特。武骨なデザインはこだわり派の男性から支持を集めています。高度なステンレスの加工技術によって、よりシンプルでフラットなデザインのキッチンも増えています。細かな縁の加工でよりすっきりとしたフォルムでリビング空間にもインテリアとして溶け込みます。面材のバリエーションも増加しており、よりインテリア性が高まっています。
キッチンがリビング空間に出ていく傾向は強まっており、こうしたインテリア性の高いステンレスキッチンも検討してみてはいかがでしょうか。

人造大理石ワークトップ

キッチンワークトップの6割を占める人造大理石。意匠性の高さに加え、カラーバリエーションがさらに豊富になっています。デザインや色を重視したキッチン空間づくりをお楽しみいただけます。

人造大理石は長らく、傷つきやすくて熱に弱い点がデメリットとして知られていました。しかし、現在は品質改善が進み、傷にも熱にも強い人造大理石が普及しています。シンクでは、鋼の球を1メートルの高さから落としても割れない高耐久品が登場。カウンターでは、300℃以上に熱したフライパンを、10分放置しても変形・変色しないものが発売されています。うっかり重い物を落としたり熱い物を置いたりしてもダメージを受けないため、長期にわたってなめらかな風合いが続くというメリットがあります。

色や汚れがしみ込みやすいというデメリットも克服。うっかり醤油やワインなど色の濃いものをこぼしても、中性洗剤やクレンザーなどでこすり落とせば、きれいな表面を保つことができます。もしも傷がついたら、自分で簡単にリペアすることが可能です。細かいすり傷なら、ナイロンたわしでこすれば艶やかな表面がよみがえります。また、一般的になってきたシンクとカウンターの一体形状タイプは隙間や継ぎ目がないため、もともと汚れがたまりにくく、掃除がラクなのも長所です。

しかし何と言っても大きな特徴は、ステンレスと違って色のバリエーションが豊富でデザイン性が高い点でしょう。従来はホワイト、ベージュ、グレーなどのスタンダードな色が中心でしたが、これらに加え、ピンク、グリーン、オレンジ、イエローなど、鮮やかなパステルカラーのシンクが登場しています。色の種類が豊富になったことで、キッチンのカラーコーディネートをより楽しめるようになりました。
例えば…ホワイトのカウンターにブルーのシンクを組み合わせればメリハリある空間になります。色を変えるだけで雰囲気がガラリと変わるので、キッチンだけでなくダイニングを含めたトータル空間のイメージチェンジにも活用できそうです。

システムキッチンの面材

シンクやコンロ回りなどの機能性がまず注目されるキッチンリフォーム。ですが、最近はインテリアとしての側面が重要になってきています。その効果に大きく貢献するのが”面材”です。
オープンキッチンの普及もあり、隠すより人に「見せる」ことを意識したキッチンが多くなってきました。最近のキッチンは、手入れが簡単で熱や汚れに強いという機能性のほかに、美しさがますます追求されていく傾向にあります。各社のキッチンデザインの特徴をしっかりと把握し、検討するのが重要です。傾向としては、壁、床、収納ユニットと調和する材質、リビングやダイニングと統一感をもたせた美しい色やデザインのラインナップが増えてきました。キッチンの面材は、空間全体をデザインする重要なパーツとなりつつあります。

キッチン面材の主な種類には、木製、塗装、メラミンなどがあります。面材の標準的な厚みは20mm前後。木製は無垢木材を使用したもので、強い木目が特徴的なオーク、メープル、ウォールナットなどがあります。塗装や柾目の枠を用いて木の収縮を抑える製法によって、かつての「傷に弱い、汚れやすい、木が収縮して暴れる」というイメージはすでに過去のもの。扱いやすく手入れしやすいキッチンとなっています。

塗装には鏡面、UVなどの種類があります。鏡面は表面硬度が高いため傷が付きにくく、化学変化にも強いので手入れも簡単です。華やかで都会的な印象のキッチンになります。UV塗装は紫外線を照射して硬化させた塗料を使用しており、華やかさがあります。メラミンは、メラミン樹脂含浸紙などで構成された化粧板を高圧で加圧加熱したもの。カラーの種類も多く、手入れがしやすいので面材によく使われています。このほかPET樹脂、オレフィンなどの化粧シート、ホーロー製もあります。同メーカー同シリーズでも、面材の種類で価格は大きく変わってきます。導入の際にはデザインと予算のバランスを考えることが重要です。

さまざまな排水口

角度や水流でぬめりを防止

キッチンの排水口ひとつをとっても、改良が進み進化を続けています。シンクのデザインを損なうことなく、排水という重要な機能をスムーズに果たすことが求められます。エコにもつながる新しい排水口も登場し、清潔なシンクに一役かっています。

これまでの排水口の多くは、深さが15cm前後ある深型の網カゴが付いていました。深さがあると、野菜くずや食べ残しをためてしまいがちで、ぬめりの原因となってしまいます。掃除の際には奥まで手が届かず厄介な場所でもあります。そこで、最近の新しいキッチンでは浅型の排水口が主流となっています。網カゴの深さも5cmほどのため、ゴミを捨てる習慣もつきやすくなっています。網カゴにもぬめりが抑制される抗菌コーティングが施されているものが多く、掃除が簡単になり排水口の清潔さを保つのもカンタン。また、従来の排水口の入り口にはリングと呼ばれる金属部がついていることがありましたが、そのリングをなくし溝を減らすことによって、お手入れはさらに容易になります。
排水口と網カゴが、シンクと同じステンレスの一体成型になっている製品も登場。セラミック系特殊コーティングが施され、油汚れや水アカがつきにくくなっています。

排水口の位置にも工夫が見られます。シンクの中央付近ばかりではなく、排水口をコーナーに配置。その排水口に向かい、シンク全体に約3度の傾斜をつけることで、排水がスムーズに吸い込まれていきます。野菜くずなども一緒に押し流してくれるために、シンクはいつも清潔。排水口のブタの形状も、シンク全体になじむようになっているため、見た目の美しさも実現している。

流れる排水で渦巻水流を発生させ、自動で排水口を洗浄してくれる製品も登場。水が流れる勢いで排水口の奥に設置された水車(フィン)を回し、渦巻水流を発生させているため、電気は一切使用しておらず、エコだといえます。フィン自体もシンプルな形状で簡単に取り外しができるため、お手入れは容易。普段通りに水を使用しているだけで、排水口の掃除ができる画期的な機能といえるでしょう。お手入れの厄介な排水口だからこそ、各社から工夫の施された製品が登場しています。最新のものを是非チェックしてみましょう。

キッチン関連商品の最新トレンド(2016年版)

システムキッチンのデザイン性

~インテリア化が進むシステムキッチン扉~

まとめ:
色や素材感にバリエーションキッチンの印象を変える新製品が続々誕生。
インテリアの一部として、キッチンのデザインや色彩にこだわりを持つ人々が増えている。
特に、キッチン扉はキッチンの印象を大きく左右するため、メーカーは新商品開発に奔走している。

システムキッチン扉に豊富なカラーバリエーションが登場

これまで機能性に重きが置かれてきたキッチンだが、オープンキッチンの普及などもあり、インテリア性を求めるユーザーが増えている。
こうした顧客のニーズに応え、メーカーでは見た目を重視し、さまざまな美しさを探求したシステムキッチンに力を入れている。

なかでも目を引くのがキッチン扉の進化。

色や素材が豊富に揃うようになっているのが最近の大きな特徴である。
まずはカラーバリエーション。これまではホワイトやベージュなど数種類から好みの色を選ぶのが一般的だったが、その選択肢が大きく広がっているということは、見逃すことのできない事実である。

微妙にトーンを変えたナチュラルなニュアンスカラーまで数十種類揃っていたり、なかには100色を超える色味が揃うものまである。

(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)

 

キッチン扉は塗装や柄での選択肢も広がる

塗装やシートにも特徴的なものが増えてきた。

艶やかな光沢感が特徴の鏡面加工や、逆に光沢感のないマットアクリル加工、光の当たり具合で表情を変える偏光パール加工を施したものなどもあり、質感の違いによってイメージも大きく変わる。

(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)

 

テクスチャーに関しても同様、選択肢が増えてきている。以前から人気の高い温かみのある木目調の一扉のほか、ドット柄や布柄をモチーフにしたストライプなど、シックなものからポップなものまで多彩で、ポイントとして一部に使うだけでもオリジナリティを演出することができる。

高い技術力で実現したシステムキッチン扉の新素材に注目

近年、扉の材質の流行も変化してきている。

技術力の向上により、透明感ある塗装で自然が育んだ美しさを表現しながら、高い耐久性をも持ち合わせる、高級感あふれる天然木を使用した扉が登場した。

さらに熱や汚れに強い優れた機能性を備えたステンレス扉は、これまで一般的だったシルバー色に加え、ブロンズやシャンパン、ワイン、アクアなど新色が次々に登場。

カラーステンレスならではの独特な光沢と優れた耐久性で、システムキッチンの印象を大きく変えようとしている。

(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』 p. 5)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)

 

ステンレスキッチン

~強くシンプルで洗練された印象~

まとめ:
シンプルで定番のステンレスキッチン。最新のものでは、素材のステンレスそのものの耐久性はもとより、デザインと清掃性が向上し、おしゃれな空間づくりに一役買っている。

ステンレス製のキッチンカウンターは、衛生的でカビやサビに強い

ステンレスキッチンの歴史は長く、一般家庭に普及したのは高度成長期の頃であった。人造大理石のキッチンが登場した今でも、「キッチンといえばステンレス製!」と言う人は多い。

最大の強みとしては、衛生的であることが挙げられる。
カビや臭いに強く、簡単なお手入れだけで清潔さが保てるというのは大変魅力的だ。
さらに、サビに強いのも特徴で、湿気の多い日本の台所に適していると言える。

耐久性だけでなく衝撃吸収性にも優れるステンレスのキッチンカウンター素材

ステンレスは、傷がつきやすいのが難点と言われてきたが、
近年はさまざまな工夫によりクリアされてきている。

例えば、素材の高品質化による影響は大きい。
シンクやワークトップに耐久性に優れたステンレスが使われることで、
傷つきにくく、美しい光沢を持続できるようになった。
特に、最高品質のものは耐食性や耐熱性も高く、ひと拭きで油汚れもきれいに落とせる。

その他にも、表面にエンボス加工が施されたシンクの場合、表面の微細な凹凸によって食器とシンクの接触面積が少なくなることから、そもそも傷がつきにくい構造となっている。また、表面に髪の毛のような模様が入ったヘアライン加工も、傷が目立ちにくい上、
落ちついたマットな風合いを持つものとなっている。
また、ステンレスは衝撃吸収性にも優れており、デリケートなグラスや高級食器をシンクで洗うときも安心だ。

(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)

 

システムキッチンのデザインにこだわる男性にも人気

機能性が重視されてきたステンレスキッチンだが、最近はデザイン性の高いものが続々と登場している。オールステンレスのテーブルのようなゲート型の商品は、無駄を削ぎ落としたシンプルなフォルムが独特・武骨なデザインはこだわり派の男性から支持を集めている。

高度なステンレスの加工技術によって、よりシンプル、フラットなデザインのキッチンも増えている。細かな縁の加工でよりすっきりとしたフォルムでリビング空間にもインテリアとして溶け込む。

面材のバリエーションも増加しており、よりインテリア性は高まっている。

(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)

 

人造大理石製キッチンワークトップ

~汚れ、キズに強く、手入れが簡単~

まとめ:
選べるカラーでキッチンを自在にコーディネートしよう!
キッチンワークトップの6割を占める人造大理石。意匠性の高さに加え、カラーバリエーションがさらに豊富になっている。
デザインや色を重視したキッチン空間づくりに活用できる。

強くて頑丈になったシステムキッチン用人造大理石素材

人造大理石は長らく、傷つきやすくて熱に弱い点がデメリットとして知られていた。しかし、現在は品質改善が進み、傷にも熱にも強い人造大理石が普及している。
シンクでは、鋼の球を1メートルの高さから落としても割れない高耐久品が登場。
カウンターでは、300℃以上に熱したフライパンをⅢ分放置しても変形・変色しないものが発売されている。うっかり重い物を落としたり熱い物を置いたりしてもダメージを受けないため、長期にわたってなめらかな風合いが続く。

(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)

 

汚れの染み込みやすさも克服したシステムキッチンワークトップ

色や汚れが染み込みやすいというデメリットも克服。
うっかり醤油やワインなど色の濃いものをこぼしても、
中性洗剤やクレンザーなどでこすり落とせば、きれいな表面が保てる。
もしも傷がついたら、自分で簡単にリペアすることが可能だ。
細かいすり傷なら、ナイロンたわしでこすれば艶やかな表面がよみがえる。
また、一般的になってきたシンクとカウンターの一体形状タイプは隙間や継ぎ目がないため、もともと汚れがたまりにくく、掃除がラクなのも長所だ。

キッチンリフォームのトレンドに合うよう、色のファッション性が向上

しかし、何と言っても大きな特徴は、ステンレスと違ってさまざまな色のバリエーションが可能な点だ。従来はホワイト、べージュ、グレーなどのスタンダードな色が中心だったが、これらに加え、ピンク、グリーン、オレンジ、イエローなど、鮮やかなパステルカラーのシンクが登場している。
色の種類が豊富になったことで、キッチンのカラーコーディネートが
より楽しめるようになった。
例えば、ホワイトのカウンターにブルーのシンクを組み合わせれば
メリハリある空間がつくれる。
色を変えるだけで雰囲気がガラリと変わるので、キッチンだけでなく、
ダイニングを含めたトータル空間のイメージチエンジにも活用できそうだ。

(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)

 

キッチンシンク・排水口

~ぬめりや水音を抑える~

まとめ:
キッチンシンクや排水口は、ぬめりが出やすく、日頃のお手入れが厄介な場所でもある。
その手間を減らすよう、シンク内の傾斜や水の流れを工夫した排水口がある。
キレイさが続き、ステンレスシンクの水音を抑えるものもあり、快適性力塙まっている。

排水口へと向かう傾斜と溝でキレイを保つ

シンクや排水口のぬめりの原因となるのが、野菜くずや食器に残った食べ残しだ。
それらを、スムーズに排水口の網カゴヘと流し、一気に処分することができれば、
お手入れは簡単になる。排水口の位置を工夫したシンクがある。
中央付近ではなく、シンクのコーナー部分に排水口を配置。
排水口に向かってシンク全体に約3度の傾斜をつける。
さらに、排水口手前にはレールのような溝を作ることで、
水が排水口へとスムーズに流れる水路となる。調理中に水を使うだけで、
シンクに残った野菜くずなどが、自然と排水口に集まる仕組みになっているのだ。
調理をしているときから、シンクのキレイが保てる。

継ぎ目をなくして汚れをためない

排水口のブタの形状も進化している。溝に汚れがたまりやすかった入り口付近の金属部をなくすことで、継ぎ目が減り、お手入れはさらに容易になる。
フタの形状も、シンク全体になじむものが多く、清潔で見た目の美しさも実現している。
ステンレス一体成型やセラミック系特殊コーティングの製品もあり、油汚れや水アカにさらに強くなった。

(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)

 

水の流れを利用して勝手にお掃除

排水に渦巻水流を発生させ、水を流すだけで排水口を掃除してくれる製品もある。
排水口の奥に設置されたフィンと呼ばれる羽車を、水が流れる勢いを利用して回す。
排水口に渦巻水流が発生すると、渦の力で汚れまで洗い流してくれる。フィンは電気を使用せず、水を使っているだけで勝手に手入れをしてくれるのだ。フィンは取り外しも簡単で、掃除も容易。

(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)

 

ステンレスシンクの水音も抑制

ステンレスシンクは水はね音が響く場合がある。
シンク裏面にゴムの制振層を作ることで音を抑える静音シンクもある。
静音シンクなら、オープンキッチンでも音を気にせず快適に過ごせそうだ。

(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)

 

システムキッチンの作業性

~便利なシンクや動きやすいカウンター~

まとめ:
立ち位置を変えずに、効率的に調理ができる、作業性の高いキッチンが求められている。
「洗う」「切る」「捨てる」の一連の作業をシンク内で完結できるキッチンが登場。作業が分断されないと注目を集める。2人が横に並べるカウンターも作業しやすい。

作業を分断せず調理効率を高める

キッチンでの調理は、食材を洗うのはシンク、切るのはカウンター、
生ゴミを捨てるのはシンク…と、流れがひとつひとつ分断されるもの。
ここに着目し、「洗う」「切る」「捨てる」の一連の作業を、
すべてシンク内で行えるキッチンが登場している。
例えば、シンク内を縦3層に分けた立体構造を採用したものがある。
最上段にまな板、2段目・3段目には水切りを設置でき、
それぞれスライドして好きな位置に動かせる。
最上段のまな板スペースの奥には、生ごみを捨てられるポケットも設置。野菜くずなどはそのままここに捨てられる。

(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)

 

シンクを有効活用して作業スペースを拡大

さらに、2段目・3段目の水切りパーツは、調理のアシストスペースとして活躍。
まな板の横に設置すれば、洗った野菜や、下ごしらえ中のボウルの一時置き場にも使える。
3段目のミドルスペースはシンク中段に位置するので、
魚のうろこ取りなど飛び散りが気になる作業を行うのに便利だ。
多層構造シンクは、これまでステンレス製のみの展開だったが、最近では人造大理石製も登場。
キッチンをインテリアの一部として考えるユーザーも満足できる。

(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)

 

並行作業を妨げない2つの作業スペース

一方で、家族がキッチンでの家事に参加しやすいよう、
2人での作業がしやすいよう計算されたキッチンもある。
一般的なキッチンは作業スペースがシンク横に1カ所しかないため、
手がぶつかるなどして並行作業がしづらい。
これを解決したのが、シンクの両サイドに作業スペースを設けたキッチン。
動線が重ならないので、効率的に作業が進められる。
ミキサーやブレンダーなど、使用後すぐに洗いたい調理家電を置く場所としても使える。

(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)

 

キッチン水栓

~機能性が向上したキッチン水栓~

まとめ:
キッチン水栓は種類が豊富だ。毎日使う水栓だからこそ、
施主がリフォームの効果を実感する絶好のチャンスとなるもの。
簡単操作で吐水や水流の切り替えが可能な商品も出てきている。
ワンタッチやタッチレス、ハンドシャワーなどの高機能商品を検討したい。

キッチンで多く繰り返す動作

水栓から水を出したり止めたりする動作は、キッチンでもっとも多い動作だ。
レバーを動かすだけとはいえ、繰り返すと不便を感じることもある。
汚れた手で触るので、掃除も欠かせない。
水栓を替えるだけで、キッチンでのストレスが軽減される。
後付け可能なものが多いが、同メーカーのキッチンにのみ設置できる水栓もある。

ワンタッチとタッチレス

ワンタッチで水を吐止水できる水栓がある。手の甲や、ひじでも操作が可能だ。
これならレバーを上下するより手軽で、ハンドルも汚れにくい。
また、レバーなどには一切触れず、センサーに手をかざすだけで水を出せる水栓もある。
調理中や洗い物中の汚れた手で水栓を触る必要がないので、
水栓まわりが汚れることがない。
ワンタッチ、タッチレスともに操作が簡単なため、こまめに止水できる。節水にも効果的だ。
手元で止水できるタッチレス水栓では、約24%節水になるとの試算もある。
ボタンひとつでシャワーとストレートの水流を切り替えられる水栓もある。洗い物をしたいときはシャワー、鍋に水をためたいときはふつうの水流、とストレスなく切り替えができるのだ。

(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)

 

ハンドシャワーや浄水も

ハンドシャワーが内蔵されたタイプの水栓もある。
使うときには、水栓の先をホースのように引き出せる。
洗い残しが気になるシンクの隅々まですっきり流せ、清潔に保つことができる。
大きな鍋を洗う際にも重宝だ。
また、最近注目されているのは浄水器一体型の水栓だ。
これまで別々だった水栓と浄水器をひとつにしたもの。
水栓の中に浄水カートリッジを内蔵した。浄水器一体型は水栓まわりがすっきりし、シンクを広々と使うことができる。
他の多機能の水栓も凹凸が少なく、清掃性が高いと同時に、
デザイン性が高まっているのも特徴だ。

(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)

 

キャビネットの収納

~空間を無駄なく生かす~

まとめ:
キッチンの使いやすさを左右するともいえる収納。
従来の主流であった観音開きの収納から、最近は引き出し
キャビネットや引き出し内および周辺収納に注目が集まっている。
各社から、スペースを有効活用した収納力と、作業動線にこだわったキッチン収納が数多く登場しているのだ。

ストレスなく奥のものまで取り出す

従来の観音開き収納の難点は、「奥の物が取り出しにくい」、
「かがむ姿勢をとらないと出し入れができないこと」、この2点ではないだろうか。このストレスをなくしたのが、引き出し収納と個性的な収納だといえる。

スムーズな開閉でデッドスペースをなくした引き出し収納

引き出し収納は、その名の通り引き出しタイプのスライド収納。
奥にしまった物もよく見えるため、デッドスペースを作らない。
出し入れの際にかがむ必要がなく、作業効率も上がる。

足元収納、シンク下、コンロ下、L字キッチンではコーナーキャビネットと、入れるものに合わせた深さの引き出しを組み合わせることで、
収納力が格段にアップ。
観音開きタイプに比べ、収納力が1.5倍になるとも言われている。
キャビネットには、食器洗い洗浄機やダストボックスを収納することもでき、キッチン全体のスペースを有効に活用できる。大容量の収納力に応じた、スムーズな開閉や安全性も確保されている。
小さな力で開閉ができるほか、ゆっくり・静かに閉まる機能がある。
それは、使用されている金具によるもので、プルモーション、ショックアブソーバー、ソフトクロージング機能などと呼ばれている。これらが標準機能に含まれているのか、オプションとなるのか、選ぶ際には金具の性能にも注目するとよい。

(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)

 

作業効率を追求したアイデア収納

アイレベル収納とは、立った状態で視線の高さあたりに位置する
収納スペースのこと。
最も見やすいスペースであることから、キッチンでの作業効率を高めるという。

吊戸棚の他に、吊戸棚の下に設置する収納もある。
引き出し収納の中でも、上部にデッドスペースは生まれがち。
その欠点を埋めるのが、浮き上がるポケットや薄い形の引き出し内収納だ。重ね置きが減らせ、よく使うものを見つけやすくなる。

(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)

 

吊り戸棚下収納

~キッチンの吊り戸棚下を有効活用~

まとめ:
キッチンの限られたスペースを無駄なく活用するために見直したいのが、吊り戸棚の下の空間だ。
視線の高さにあり、手が届きやすく使い勝手のよい収納場所といえる。調理器具を置く場や水切り棚として使える。

可動式収納で作業効率アップさせよう。

目の高さの位置に収納スペースを設ける

キッチンの吊り戸棚の下の空間は、立った状態で目の高さとなる。
そのため、「アイレベルゾーン」とも呼ばれる。
アイレベルゾーンは、かがんだり手を伸ばしたりせず容易に手が届く場所なので、
使用頻度の高い物の収納場所として便利。

床から70〜150cmの高さで、もっとも姿勢に無理がないといわれる。
ポケットにしまうタイプ、仮置きタイプ、水切りタイプ、2段式タイプなど、
さまざまな種類の吊り戸下収納が登場している。

いずれも可動式のため、使用しないときには収納ごとしまえる。
外観が整い、キッチンのデザイン性を損なうこともない。
吊り戸棚本体の収納量が減ることはないので、
新たな収納スペースとして提案していきたい。

(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)

 

ワークトップを広く使える

吊り戸棚下収納があると、キッチンでの作業スペースや効率が向上する。
ポケットタイプであれば、調味料や細かいキッチンツールをコンロまわり、調理まわり、シンクまわりとエリア別に収納できるため、家事の動線も最短距離で済む。
すぐに手が届いて出し入れの手間がかからず、足腰への負担も少ない。
また、水切りタイプであれば、ワークトップに水切りかごを用意する必要がなく、作業スペースを広く確保できる。
仮置き棚として利用するのも、調理中には便利だろう。
開けたままでも邪魔にならないので、作業をスムーズに行うことができる。

(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)

 

後付けが可能な吊り戸棚下収納も

現在使っている吊り戸棚に後付けが可能なタイプもある。
ただし、吊り戸棚の形状によっては、
別途取り付け部材が必要となる場合があるので、事前の確認が必要だ。

価格は間口の広さや収納の形によって異なるが、2万円〜で、設置が可能。
照明の付いた製品もあり、手元を明るく照らしてくれる。

キッチンの収納力や作業効率を高める手軽なアイテムとして有効活用したい。

 

レンジフード

~清掃性が大きく向上~

まとめ:
油汚れが厄介だったレンジフードの掃除。
高速回転ディスクのレンジフードなら、煙の中から油分を分離し、
フード内部にはきれいな空気しか流れ込まない。
面倒な掃除自体の手間をなくした自動洗浄タイプも登場している。

油分と空気を分離するディスクタイプのレンジフード

レンジフードといえば、べっとりと油がこびりつき、
掃除に手間がかかるのが主婦の悩みの種となっていた。
そこで掃除のしやすさという観点から開発されたのが、
高速回転ディスクのレンジフード。

整流板の働きで油煙の吸引を加速させ、
次に通常のシロッコファンの手前にあるディスクを高速回転させて、
吸い込んだ油煙を油分と空気に分離する仕組み。
分離された油は遠心力で飛ばされてオイルトレイヘ落ちる。

レンジフード内にはきれいな空気しか入らない。
これまで約35%はフード内部に付着していたといわれる油が、
高速回転ディスクのフード内部では約2%と、
従来の10分の1以下に激減する。

(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)

 

油汚れがつきにくい製品

さらに日常の手入れがしやすいように、
整流板とオイルトレイをフッ素コーティングしているものもある。

整流板の油汚れはサッと拭くだけで落とせ、オイルトレイは、
ワンタッチで着脱が可能なため、外して丸洗いが可能だ。

また回転ディスクには親水性コーティングが施されているので、
汚れが強いときでも、水につけておくだけで油汚れが浮き上がるという。

メーカーによれば、回転ディスク、オイルフィルターともに、
通常の使用頻度であれば3カ月に1回程度の掃除で十分性能を
保つことができるという。

ボタン一つで自動洗浄するタイプも

全自動の洗浄機能のついたファンも登場している。
使用後に電源を切ると、自動的にファンがゆっくり回転して油を下に集め、
回転終了間際に高速回転して油汚れを落とすタイプなら、プレート汚れは、
1年に1度程度洗えばよい。
さらにお湯で洗浄するタイプもある。給湯トレイにお湯を入れて本体にセットし、
洗浄ボタンを押すと集めた油を自動洗浄。
その後は排水トレイの水を捨てるだけ。
掃除にかかる時間はわずか10分ほど。
月1回の洗浄で約10年間フィルターを取り外さずに掃除ができる。

(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)

 

IHグリル

~IHの最新グリル機能で焼き魚もこんがり~

まとめ:
本当においしい料理ができるの?と後ろ向きな意見もあったIHグリル。
しかし最新のIHグリルでは、2.5kWの高火力や炭火に近いヒーター搭載の両面加熱などの充実した新機能で、難しいとされていた焼き魚もおいしく仕上がる。
揚げ物が作れるものも登場している。

進化するIHのグリル機能

IHクッキングヒーターは平滑で清掃性が高く、火を使わず安全なのが利点だ。
その一方で、料理の味に対しては直火を使わず本当にうまくできるのかと
疑問を持つ人も多い。
特にグリルは、魚がおいしく焼けないのではないかと言われてきた。
今では、各社から最新機能を搭載したIHグリルが多く発売されている。

下からの大火力IHと上からの加熱

グリルにもIHを搭載した製品が登場。2.5kWという大火力で、下からIHが一気に加熱。
これはガスのグリルと同等の火力だ。
上からは遠赤外線と近赤外線の発熱で食材の表面をすばやく焼き上げることにより、
旨みを閉じ込める。焼き網を使わなくても、余分な脂を落としてくれる。
大火力で高効率のため、たとえばサンマの塩焼きなら、従来品に比べて約40%も調
理時間が短い。
その分、消費電力も抑えられ、省エネにつながる。

(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)

 

裏返さなくても両面焼きが可能

上部のヒーターの遠赤外線と近赤外線の割合が約8対2と、炭火に近いものもある。
専用調理皿を入れ、下からの加熱と合わせて、食材の両面を焼き上げる。
オートメニューなら自動で火加減を調整するので、裏返す必要はなく、
食材の表面はこんがり、中はジューシーに焼き上げる。

油で揚げない調理や蒸し煮、加熱水蒸気で余分な脂や塩分を落とす焼き物などもでき、
ヘルシーに仕上げられる。

深皿でのオーブン調理も可能。
グリル内を設定温度に保ち、ゆっくり火を通す料理もできる。
グリルに搭載されているメニューは、自動と手動で約250種類。
グリル調理のレパートリーが広がる。

熱風循環方式で揚げ物調理

熱風循環方式を採用したオーブン機能もある。
熱風循環方式とは、グリル内に熱風を循環させて食材を加熱する方法。
ノンフライ調理も得意で、油を使わず揚げ物をカラッと仕上げる。
オーブントレイのみの使用の場合は、広々とした庫内の高さは90mmの余裕がある。
型に入れたパウンドケーキや塊り肉の調理も可能。
フラットな底面のため、掃除も簡単だ。

(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)

 

ガスグリル

~水なしで本格調理ができる最新ガスグリル~

まとめ:
かつて魚焼きグリルと呼ばれたガスコンロのグリルは、両面焼きで多様なレシピをジューシーに仕上げることのできるマルチグリルとして進化している。
直火と輻射(ふくしゃ)熱の加熱で、中にもじっくり火を通す。
専用容器で煮込み料理などにも対応する。

主流は水を入れないタイプ

従来の魚焼きグリルは、受け皿に水を入れなければならなかった。
過熱や魚の脂への引火を防ぐための水だが、手間でもあった。
しかし、最近のグリルの主流は水を入れないタイプ。
発火を防ぐ安全機能の搭載で、水なしが実現した。
魚を焼くだけでなく他の調理も可能になり、
グリルを使う料理のレシピが格段に増えた。

直火と輻射熱でふっくら仕上げ

ガスグリルの特徴の一つは、直火であること。
直火の力で素材の表面を力リッとさせ、旨みを閉じ込める。
上からの遠赤外線と下からの輻射熱で、グリル内には対流熱が起きる。
食品の内部もじっくり加熱されるので、熱ムラもなくジューシーに仕上がる。
両面焼きのため、食材を返す手間もいらない。
部品ごとに取り外しができて、手入れは簡単。
汚れがつきにくく落としやすいコーティングが施され、衛生的に使える。

(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)

 

お菓子など多様なレシピに対応

ガスグリルは、魚を焼くだけではなく、キャセロールやココット、調理プレートといったガスグリル専用の容器を使用すれば、煮込み料理や温めなおし、お菓子作りなど多様なレシピに対応する。
余分なカロリーをカットするノンフライ調理も得意だ。

臭いが残らず、おかずの後にお菓子を作ることもできる。
広々とした庫内では、大きな食材をまるごと調理可能。
350℃〜400℃の高温下では、オーブンのようにも使用できる。

操作パネルには、タイマーの他に、
設定された料理の火加減を自動で調節する機能もある。
焼き加減や時間の設定なども手軽だ。

(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)

 

ガスコンロSiセンサー

~火災・事故はセンサーで防ぐ~
まとめ:
2008年10月よりガスコンロが法制化され、
全口センサー搭載のSiセンサーコンロとすることが義務付けられた。
家庭用コンロによる事故の抑制のため、
過熱や立ち消えなどの防止機能が搭載されている。

4つの機能で火災を防ぐ

Siセンサーコンロは、すべてのバーナーにセンサーを搭載することで、安全性、機能性を高めたガスコンロだ。
業界自主基準で搭載する内容は4つの機能。

調理油過熱防止装置(天ぷら油過熱防止装置)

天ぷら油を加熱し続けた際、250℃になると、煙が出始める。
それ以上、加熱を続けると煙の量が増え続け、
370℃に達すると火種がなくても発火してしまう。
Siセンサーコンロは、センサーで鍋底の温度を検知。
約250℃になると、自動的に消火し、天ぷら油からの発火を防いでくれる。

(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)

 

立ち消え安全装置

煮こぼれ、吹きこぼれ、強風などにより火が消えた際、自動的にガスを遮断。ガス漏れを防いでくれる。

(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)

 

コンロおよびグリル消し忘れ消火機能

コンロが原因の火災のうち、出火した原因として多いのが消し忘れで、6割に上る。
Siセンサーコンロは、消し忘れても、点火後一定時間が経過すると自動的に消火するよう作られている。

(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)

 

早切れ防止機能

鍋底の温度が約250℃になっても消火せずに火力調節する機能も付いている。妙め物など高温で調理したい料理の際に便利。

(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)
(『VALUE UP (2016 SUMMER)』)

 

焦げ付きの検知や揚げ物の温度調整も

その他、次の機能を搭載した商品もある。
「焦げ付き消火機能」は、煮物調理中に焦げ付きを検知すると
初期段階で自動消火する。

「油温度調節機能」は、設定温度まで加熱後、自動的に火力調節し、油の温度を適温に保つ。揚げ物の際などに便利だ。
「鍋なし検知機能」は、鍋が乗っていない状態では点火しない。
火が付いたまま鍋を下ろすと自動で小火になり、一定時間経過後自動消火する。
「自動炊飯機能」は、火加減を自動調節してくれて、
炊飯専用鍋とのセットでご飯が炊ける。

「湯沸し機能」はお湯が沸いたら自動的に消火し、
ふきこぼれてしまうのを防いでくれる。

すべてのバーナーにSiセンサーを搭載することで、
より安全かつ便利になったガスコンロ。
火災や事故を未然に防いで、特に高齢者のいる家庭で安心して使えるキッチンにしたい。